三賞・殊勲・敢闘・技能

2015年7月31日 (金)

伊勢ケ浜親方、三賞を与えない理由 (羽黒蛇)

雑誌「相撲」8月号の6ページ三賞選考事情より引用

嘉風が「無条件」と「千秋楽に勝てば」で敢闘賞候補。伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は、不戦勝があるからもう一番欲しいの意見。投票の結果「無条件」に8票で受賞が決定。

感想:三賞は14日目までの相撲内容で決めるのかと理解していましたが、星数で決めるのだと初めて知りました。不戦勝があると三賞受賞に不利になることは、5月場所に殊勲賞をとれなかった佐田の海の事例あり、知っていました。

提案:不戦勝が三賞受賞の不利にならないように、不戦勝を廃止したらよいのでは。休場が決まったら割りを変えて、必ず前力士相撲を取るようにする。控えに入ったけど、土俵に上がる直前で病気休場もありうるので、その場合は、一日二番相撲をとる力士を決める。

例えば、結びの一番で、控えに入った後土俵に上がる直前で病気休場が出た場合は、幕内15番目の勝者と対戦する、と決めておく。

雑誌「相撲」8月号の6ページ三賞選考事情より引用

嘉風は技能賞にも名前が出たが、伊勢ケ浜審判部長が「当たって出る相撲が理由だとしたら、みんなそうなる。考えられない」と強く反対。3票にとどまり、5場所連続で該当者なしに終わった。

感想:当たって出る相撲は、技能として認められていないとは、知らなかった。当たって出る相撲に勝った力士を、「あんな相撲は、みんなが取る相撲なので、あれでは技能賞に価しませんね」とテレビやラジオの実況で解説してもらわないと、羽黒蛇のような未熟な相撲ファンには理解できない。

感想:しかしながら、「当たって出る相撲」は、どの親方も弟子に一番重要な相撲の技(基本)として指導していると聞くので、「みんなそうなる」、みんな技能賞になる。嘉風も、妙義龍も、栃煌山も、佐田の海も。

むしろ、技能賞の理由を、限定しないで、

多彩な技の力士、阿夢露、遠藤、里山タイプ

当たって出る・押し相撲、嘉風、誉富士、豊響、琴勇輝タイプ

当たって出る・速攻、妙義龍、佐田の海タイプ

四つの技能の力士、宝富士、栃ノ心、旭天鵬タイプ、

曲者、安美錦、豪風、時天空タイプ

この力士が技能賞とはイメージに合わないのは、力任せの相撲を取る大型力士で、碧山、魁聖、臥牙丸、大砂嵐、佐田の富士。この五力士以外は勝ち越せば全員技能賞候補。

いや、この五力士でも、立合いの当たり、または、当たってからの出足がよければ、技能賞を受賞させてもよい。

羽黒蛇

大相撲の三賞と今後の課題 (庄内日報 7月22日)

大相撲の三賞と今後の課題 尾形昌夫

2013年春、栃乃洋の現役引退・年寄竹縄襲名披露大相撲が国技館で行われたときである。2時間を越える断髪式のとき議事進行を担当する行司が、「(栃乃洋の)最高位は東関脇、殊勲賞3回、敢闘賞2回、技能賞1回を受賞、金星(平幕力士が横綱に勝った星)は12個」と、十数回にわたって場内放送をして力士時代の栃乃洋の功績を讃えた。

 

このように三賞の受賞は力士にとって大きな勲章である。ところが最近、三賞受賞の数が減り始めている。例を挙げると技能賞は昨年の1月から今年の5月の9場所うち、昨年9月場所の安美錦の1回のみで、他の8場所は「該当者ナシ」であった。また、今年(2015)1、3、5月場所の3場所で三賞に名を連ねたのは照ノ富士(1月敢闘、3月殊勲、敢闘、5月敢闘)ただ一人という三賞制度が発足して初めての珍事が起こった。

 

三賞の受賞力士を選考するのは三賞選考委員会(審判委員、相撲記者クラブ員、維持員など20数名で構成)は本場所千秋楽に開催されるが、これまではその討議内容はあきらかにされなかった。

ところが5月場所の選考結果が敢闘賞照ノ富士のみという意外な決定のためか、相撲協会の機関誌である『相撲』は6月号で“残念三賞、”7月号で“「三賞」を考える”と選考委員会の論議の内容と批判記事を掲載した。

 

私は『相撲』7月号の記事を読んで驚いた。伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)が、大関候補で注目の照ノ富士と横綱日馬富士を倒した殊勲賞候補の佐田の海を、「不戦勝があるので、三賞はどうか」、敢闘賞候補の魁聖については「(11日目まで10勝1敗で優勝候補の一人であったが)12日目から黒星が続いている」と疑義をはさんだことだ。不戦勝を勝ち星と認めないのなら、大砂嵐休場により不戦勝のある白鵬と照ノ富士が千秋楽にあい星になった場合は照ノ富士の優勝にするのか。前例によれば、不戦勝は問題のない勝ち星で佐田の海の殊勲賞、11日目まで優勝争いに並んでいた魁聖の敢闘賞は当然の受賞であった。

 

かつては三賞の他につぎのような表彰があった。

まずは雷電賞である。この賞は1955年から65年までの10年間、関脇以下で幕内最多勝の力士に与えられたもので雑誌「大相撲」の発行と尾崎士郎の小説雷電が「週間読売」に登場したのを記念として読売新聞社によって制定されたものである。

ある時、安念さん(元立浪親方、四股名は安念山から羽黒山に改名)が雷電賞受賞者一覧表を私にみせて「最高4回の受賞は時津山、豊山(のちの時津風親方)と私の三人」と誇らしげに語ったことがあった。幕内最高優勝1、殊勲賞3、敢闘賞1回の実績がある安念山でも雷電賞の受賞は嬉しかったようであった。

 

次にこれまでにあった特別表彰を紹介する。

 1954年5月場所、名寄岩「精魂を土俵に傾け、永年に亘り力士の本分を尽くし・・・」という異例の表彰。

1962年11月場所大晃、67年11月青ノ里、68年1月明歩谷、ともに連続一千回出場。

1991年5月場所、大寿山、巨砲、ともに連続幕内在位10年以上、

などである。

千秋楽の表彰式は幕内最高優勝、三賞、各段優勝力士がある。幕内最高優勝には内閣総理大臣賞をはじめ、モンゴル国はじめ8カ国から総理大臣賞など、東京都知事はじめ6県知事賞、NHK杯など多彩な賞が贈られるという一点集中主義の表彰方式といってよい。

 

私は次の3点を提案したい。

1 かつては横綱を倒さない場合でも好成績の大関を破った力士には殊勲賞を与える例が数多くあったが、それを復活する。また技能賞は「手取り力士」のみならず、優れた「押し・四つ相撲」をも対象にする。

2 雷電賞をはじめ相撲協会が20数年前まで実施していた各種表彰を参考にして、長年に亘って活躍した力士たちの功に報いる。

3 2011年7月場所5日目に魁皇が旭天鵬を破って1046勝し千代の富士の持つ通算最多勝を上回ったが、このような大記録のときは表彰する。

 

2015年7月26日 (日)

技能賞該当者なしとは、相撲を見ていない証拠(羽黒蛇)

技能賞該当者なしとは、相撲を見ていない証拠(羽黒蛇)

 

今場所も技能賞は誰も受賞しなかった。そもそも、技能を発揮しなければ相撲はとれないし、勝てないのだから、技能賞該当者なしとは、選考者は相撲を見ていない、というのが論理学の初歩である。

 

千秋楽のテレビは録画観戦。取組に登場した順に、私が今場所テレビで「相撲を見て」技能を感じた力士たち。勝ち越し力士のみ。

遠藤10

阿夢露8

鏡桜9

妙義龍(千秋楽に勝って勝ち越せば)8

嘉風12勝(敢闘賞より技能賞がふさわしい) 敢闘賞には、隠岐の海11勝か大砂嵐11勝か碧山8勝、西二枚目で横綱大関と対戦して勝ち越した碧山は三賞に価する。

 

 

琴奨菊87敗カド番脱出

土曜日に読んだツイート 

@OdateUzaemon: 明日の琴奨菊照ノ富士戦、とんでもない大一番になった。今日白鵬か鶴竜が勝つ事が前提だが、優勝争い関係無い大関が角番五分の星の大関に勝ったとしたらかなり珍しい例になるのでは?

 

 

羽黒蛇の反応

実力の差が大きすぎて、照ノ富士が琴奨菊に負ける姿を想像できませんが、もし照ノ富士が負けたら、心やさしい力士。

琴奨菊千秋楽に勝っても、大関の実力既にない。

大関の地位を維持しているかと、大関の実力があるか(失っているか)は別。星でなく相撲内容で判断。

 

千代大海が大関の力を失っても、しばらく大関に居座った。関脇に落ちて相撲を取る方が、見ている方はすがすがしいし、本人も精神的に楽だろうに、と思いながら見ていた。

 

地位と実力は一致しない。関脇以下の力士が大関に勝っても殊勲賞に価しない、と同情してしまう大関が登場するのが大相撲の摂理。私はそれが好きではないが、歴史的には頻繁に起こる。

 

 

懸賞金の必要経費について、大相撲200212月号によると、

取組表への掲載料

場内放送料

垂れ幕を持って回る呼び出しへの手数料

 

羽黒蛇

2015年7月23日 (木)

読者からのコメント、栃煌山が殊勲賞をとれないのではないかと心配(羽黒蛇)

読者からのコメント、栃煌山が殊勲賞をとれないのではないかと心配(羽黒蛇)

 

相撲協会は、殊勲賞と技能賞は、屁理屈をつけてでも毎場所「該当者なし」にしているので、全勝の鶴竜、全勝の白鵬に勝った栃煌山が殊勲賞をとれないのではないかと心配している。

先場所、佐田の海に殊勲賞を取らせないための「不戦勝があるから」という理由を聞いた時に、

「これは江川卓を読売ジャイアンツに入団させるための論理に匹敵する」万人が想像すらできない画期的な屁理屈だと、感動してしまった。

栃煌山に殊勲賞を取らせないための理由を捏造しようとしているかもしれない相撲協会に、羽黒蛇が以下を提案する。

 

その1:二場所連続全休の横綱に勝っても、殊勲賞には価しない。

その2:栃煌山は白鵬に勝ったが、相撲内容は、白鵬の自滅で、栃煌山が攻めて勝ったのではない。

その3:栃煌山は実力者で強い。

 

その1とその2は言いがかりであるが、その3は、三賞を与えない理由として、頻繁に登場する。昔もあった。

但し、昔は、二人の力士が候補の場合、実力者より、若い力士や三賞経験が少ない力士に受賞させるために、「実力者には、今場所は、三賞を与えなくてもよい」という論理が使われた。なるべく多くの力士に三賞を受賞させるという、相撲協会の力士に対する暖かい配慮を感じた。

ところが、最近は、「該当者なし」を連発するために、「実力者、強い力士に、三賞を与えなくてもよい」という、力士に対する冷たい論理がまかり通っている。

 

三賞のいずれかに「該当者なし」がある場所で、上位で横綱大関と対戦して勝ち越しても三賞を受賞しなかった回数が最多の力士の最有力候補が栃煌山ではないか。

会社勤めを引退して時間ができたら、じっくり調べてみたい。羽黒蛇

 

 

読者からのコメントを紹介します。

懸賞金の必要経費について、

5300円は呼びだしへの謝礼と聞いている。」

 

白鵬が逸ノ城にダメ押しした件について

白鵬はけしからん。1日の出場停止すべきだ。」

 

shin2さんより、

名古屋場所9日目の逸ノ城戦での白鵬の「ダメ押し」だが、完全に勝負がついてからの攻撃は、もはや「暴行」だろう。

対戦相手が土俵を割っているのに、勢いが止められなくて必要以上の攻撃を加えてしまった、という意味の「ダメ押し」とは明らかに異なる。

牧太郎氏のご意見を伺いたい。やはり「白鵬イジメはやめろ」と仰るのだろうか。

 

以上

2015年7月21日 (火)

横綱を倒すのが殊勲賞の条件になったのはいつか。(羽黒蛇)

横綱を倒すのが殊勲賞の条件になったのはいつか。(羽黒蛇)

 

「横綱を倒すのが殊勲賞の条件になったのはいつなのですか」とブログ読者から質問を受けた。この問いに答えるにあたり、大鵬と柏戸が140敗で千秋楽で対戦した昭和389月場所。横綱を倒した力士がいなかった場所。関脇以下が大関以上に勝ったのは、

横綱大鵬 14-1

横綱柏戸 15-0(優勝)

大関佐田乃山10-5(負けたのは大豪)

大関北葉山 10-5(負けたのは廣川・出羽錦)

大関栃光   6-9(負けたのは若浪・明武谷・羽黒花・岩風・若秩父)

大関豊山   13-2

大関栃ノ海  11-4(負けたのは岩風)

殊勲賞は岩風 9-6

 

殊勲賞が初めて該当者なしになったのは、昭和4311月場所

横綱大鵬が15-0で優勝。

もう一人の横綱柏戸は11-4(大鵬と大関3人に負けている)

横綱に勝つのが殊勲賞の条件になった第一号の場所。

玉乃島12-3・北の富士11-4・琴櫻10-5の三人の大関のいずれかに勝って勝ち越しているのが、

関脇前の山 8-7(1人)

前1長谷川 9-6(2人、琴櫻とは対戦なし)

前4陸奥嵐 9-6(1人)

これまでの基準であれば、長谷川が殊勲賞を受賞していただろう。相撲協会が致命的過ちを犯した場所である。(殊勲賞を該当者なしにしたのが致命的)

 

翌年は横綱に勝たなくても殊勲賞が三場所。

昭和441月殊勲賞 小結清国(横綱0-2、大関3-0

昭和443月殊勲賞 前9陸奥嵐(横綱0-0、大関1-012日目に10-1同士で大関琴櫻に勝ち、優勝争いのトップにたったことを評価された。

昭和447月殊勲賞 前乃山(横綱0-1、大関3-1) 柏戸引退、清国新大関で優勝

 

ここから三場所大鵬が一人横綱。三場所とも大鵬に勝たなかった力士が殊勲賞。

三横綱になってからしばらく横綱に勝った力士が殊勲賞が続き、

昭和461月が該当者なし。横綱が関脇以下に負けたのは北の富士の二敗。勝った貴ノ花と栃東いずれも負け越し。

しばらく横綱に勝った力士の殊勲賞が続く。

昭和477月は、一人横綱北の富士全休。殊勲賞は優勝の高見山(前4)大関は3人で、大麒麟途中休場、清国(高見山が勝つ)、琴櫻(高見山が負ける)1-1

昭和479月は、一人横綱北の富士全勝。殊勲賞は大関戦3-0の輪島(関脇)

昭和483月殊勲賞の大受(横綱0-2、大関3-1

 

昭和499月は面白い。0-4途中休場の横綱琴櫻に勝った高見山8-7ではなく、優勝した大関北の湖13-2に勝った荒瀬11-4が殊勲賞。

 

昭和505月殊勲賞は前9の金剛(10-5、横綱0-1、大関1-2)大関一人しか倒していないのに何故殊勲賞なのか。金剛92敗と横綱北の湖101敗と一差で優勝を争ったことが評価されたと思われる。

 

昭和521月まで、二横綱(輪島・北の湖)のいずれかに勝った力士が殊勲賞が続く。

 

羽黒蛇

 

2015年3月19日 (木)

8勝3敗4休の安美錦に技能賞を(羽黒蛇)

834休の安美錦に技能賞を(羽黒蛇)

 

平成259月場所新入幕の遠藤は、951休。14日目不戦敗、15日目休場なので、実質的には94敗と活躍した。

印象に残っているのは、11日目の旭天鵬との一番。立ち合うに左四つに組み合うと、一瞬のうちに上手投げ。この一番だけで、技能賞は遠藤と思った。

 

新入幕力士が活躍すると、三賞をとりやすい。ベテラン力士には辛い選考委員下位も、新入幕力士には甘い。遠藤の相撲内容より、久々の本格的技能力士に、当然技能賞。

ところが、この場所の三賞は、

殊勲賞:豪栄道

敢闘賞:松鳳山

技能賞:該当者なし

 

この場所の後に発行されたNHKの大相撲ジャーナルに、「三賞は休場力士に与えないという見識は素晴らしい」という趣旨の相撲記者の署名記事が載っていた。もしそのような内規があるとしたら、大反対。

 

理由1:優勝は休場しても優勝。休場して優勝した輪島の例がある。

理由2:例えば今場所前頭一の栃煌山が初日から8戦全勝しても(横綱大関全員に勝っても)9日目から休場したら、殊勲賞がもらえないのか。これはあまりにも理不尽。

理由3:これが一番大きな反対理由なのだが、休場したという星勘定を優先させるのは、相撲内容を吟味していない証拠。

 

三賞は相撲内容を評価して決めるべき。

今場所の技能賞候補には、834休の安美錦が当然あがり、

(栃錦よりも鶴ヶ嶺よりも多数の技能賞を獲得している)「該当者なし、はありえない」と一相撲ファンとしては考える。

さて、私のような素人ファンより、真剣に相撲を見ている専門家の三賞選考委員に、安美錦の相撲の技能は見えたのか、千秋楽にその結果がでる。

 

羽黒蛇

2015年1月26日 (月)

三賞は何故減ったのか、分かりません。(羽黒蛇)

 

三賞は何故減ったのか、分かりません。(羽黒蛇)

 

 

 

昨日大事なことを書き忘れました。

 

去年の5月場所の安美錦(東3枚目上位と対戦して、105敗)が技能賞をとれなかったら、技能力士はどんなに技能相撲を見せても技能賞はとれない。

 

 

 

日刊スポーツによると、

 

三賞選考委員会では当初「宝富士が勝てば敢闘賞」しかなかった。だが、逃せば史上初の「該当者なし」となると知った伊勢ケ浜審判部長が急きょ、1度は流れた両者の一番を再提案し、ギリギリの得票で決まった。」

 

 

 

三賞とも該当なしで、賞の権威を上げた方がよかった?

 

それとも

 

三賞とも該当なしで、幕内には「いい力士いません」と世の中に知らしめた方がよかった?

 

 

 

三賞のうち二つ該当なしだから、すでに、賞に価する魅力ある力士は少ないと、世の中に宣言している?

 

 

 

 

 

(読者からの質問)本場所が終わると相撲に対しての喪失感が半端ないんですが、羽黒蛇さんは本場所以外、どのように相撲と接しておられますか?

 

(羽黒蛇)本を読んだり、相撲ブログ・ツイッターを読んだり、相撲の好きな人と話をしたり。双葉山を生で見ている世代の父が健在なので、実家にはよく帰ります。

 

昨年は会社の近くの横浜図書館に古い相撲の文献が閲覧できる(貸出はされていない)のを知り、会社帰りに読みに行きますが、今年は引っ越しで本の整理をやらなくてはいけないので、そんなに行けない。

 

57才ですが仕事をやめたら、相撲のビデオを見直してみたいです。VHSはかびてしまったものあり、再生できるかは分かりませんが。将来の希望は、NHKが昔の大相撲の放送をどこかで再生してくれること。

 

 

 

羽黒蛇

 

2015年1月25日 (日)

相撲界にはびこる論理の誤り。殊勲・照ノ富士、敢闘・玉鷲、技能・時天空(羽黒蛇)

 

相撲界にはびこる論理の誤り。殊勲・照ノ富士、敢闘・玉鷲、技能・時天空(羽黒蛇)

 

 

 

14日目に溜り席で観戦した方と夕食をご一緒した。近くで元NHKの杉山氏が「攻め合っていない、動いていない、水をつけるには早い」とつぶやいていたそうです。典型的な論理の間違い。

 

 

 

動いていなくても一定時間がたてば水入り、動きが激しい時は一定時間にたっしなくても早く水入り。こうすることにより、疲れて相撲を続けられない力士を回復させ、お客さんにいい相撲を見せるためのルール。

 

もともとのルールの趣旨を忘れて、動きが激しく、かつ一定時間たたないと、水をつけてはならないとするのは論理の間違い。

 

 

 

三賞選考委員会の結果

 

殊勲賞、該当者なし

 

敢闘賞、宝富士(77敗勝てば)照ノ富士(77敗勝てば)玉鷲(104敗勝てば)

 

技能賞、該当者なし

 

結果、宝富士が佐田の海に負け、直接対決は照ノ富士が勝ち敢闘賞は一人、三賞は一人。

 

 

 

三賞選考にも論理の誤りがある。

 

横綱に勝ったら大関に負けても、殊勲賞

 

大関に勝ったら横綱に負けても、殊勲賞だったのに、

 

大関に勝っても横綱に負けたら、殊勲賞がとれなくなった。

 

伝統的な殊勲賞の選び方なら、照ノ富士(稀勢の里、豪栄道に勝っている)

 

 

 

去年の7月場所の荒鷲(105敗)が技能賞をとれなかったら、技能力士はどんなに技能相撲を見せても技能賞はとれない。

 

今場所の時天空(96敗)が技能賞をとれなかったら、技能力士はどんなに技能相撲を見せても技能賞はとれない。

 

 

 

羽黒蛇

 

2014年11月24日 (月)

今場所も美しくなかった三賞(羽黒蛇)

 

今場所も美しくなかった三賞(羽黒蛇)

 

 

 

三賞選考委員会の結果は、

 

殊勲賞:高安

 

敢闘賞:栃ノ心・旭天鵬(千秋楽勝って10勝になれば)

 

技能賞:該当者なし

 

一見妥当な選考に見えるが、美しくない。そして一つの賞に一人という伝統に違反。

 

 

 

私なら、

 

殊勲賞:高安

 

敢闘賞:旭天鵬

 

技能賞:栃ノ心

 

旭天鵬9勝の敢闘賞でもよいと考えるが、千秋楽勝って10勝を敢闘賞の条件とするなら、

 

殊勲賞:高安

 

敢闘賞:栃ノ心

 

技能賞:栃煌山、宝富士、常幸龍、遠藤、妙義龍、蒼国来のいずれか。

 

 

 

技能賞は、押し相撲、スピード相撲、双差し等の四つの上手さ、出し投げ・吊り等の技能を発揮する力士が受賞する傾向があるが、普通に四つ相撲の技能を発揮する力士に与えられることが少ない。が、今場所の栃ノ心が右四つの型という技能を発揮した場合は、評価すべきである。

 

技能賞の該当者なしが始まったのは、私が小学生の頃だとの記憶があるが、「技能賞なしなら、何故長谷川を受賞させないのか」と子供ながらに、不満を抱いた記憶がある。長谷川は、双差し・吊り・足技はたまに見せるが、それらの技が目立つことのない、典型的な普通の四つ相撲であったが、その技能は高かった。

 

長谷川のような普通の四つ相撲は、栃ノ心と宝富士。

 

碧山・逸ノ城の両関脇は、技能より体力で圧倒するタイプ。常幸龍は体力はあるが、技能もある。いろいろな技を繰り出し、7日目のちょんがけは見事だった。体力がある力士を、自動的に技能賞の対象からはずしてはならない。偏見(曇った目)ではなく、相撲内容を見る必要がある。

 

 

 

相撲内容はよいのに、技能賞がないとは、相撲協会の怠慢。

 

賞に価する力士がいないとは、恥ずかしい。

 

三賞選考委員会のルールを、勝ち越し力士に該当者がいない場合は、負け越し力士から選ぶ、幕内力士にいない場合は、十両力士から選ぶと変更した方がよい。

 

 

 

羽黒蛇

 

2014年9月28日 (日)

技能賞(羽黒蛇)

技能賞(羽黒蛇)

逸ノ城が優勝したら、技能賞という提案が、三賞選考委員会であった。
14日目までの逸ノ城の相撲内容を見て、技能賞に該当するか否かを判断できない無能な選考委員がいる証拠。

失礼。

相撲内容ではなく勝ち星の数で三賞を判断しようとするデジタルな選考委員がいる証拠。羽黒蛇


朝日新聞抜井記者のツイッターを引用!
@nezumi32: 【三賞選考詳報①】出席委員20人。過半数11票獲得で、受賞決定。司会進行はNHKの藤井アナ。委員会では、推薦力士を確定してから投票ですが、便宜上、賞ごとに結果もお知らせします。
殊勲賞に推薦されたのは、逸ノ城と、逸ノ城が優勝した場合の勢。2人について、20人の委員が表決しました。
@nezumi32: 【三賞選考詳報②】逸ノ城の推薦理由は、横綱・大関に勝った点が評価されました。勢の推薦理由は、逸ノ城が優勝した場合、優勝力士に土をつけた力士である、という点が評価されました。逸ノ城は、20票中17票を獲得し、受賞決定。勢の得票は、20票中3票にとどまり、受賞を逃しました。
@nezumi32: 【三賞選考詳報③】敢闘賞には、逸ノ城が推薦されました。推薦理由は、新入幕で14日目までに12勝を挙げた点が評価されました。他に推薦はなく、表決の結果、満票(20票)で受賞が決まりました。
@nezumi32: 【三賞選考詳報④終】技能賞には、安美錦と、優勝した場合の逸ノ城が推薦されました。逸ノ城の推薦理由は、優勝した場合は三賞を総ナメさせたい、との理由が示されました。安美錦は20票中18票を獲得し、受賞決定。逸ノ城は1票にとどまり、受賞を逃しました。

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