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2016年2月

2016年2月15日 (月)

日刊ゲンダイ、小林顧問、2014年の報道を引用


北の湖理事長が死去 伏魔殿改革のネックは“裏金顧問”の暗躍
日刊ゲンダイ2015年11月21日


左から八角親方、北の湖理事長、貴乃花親方(C)日刊ゲンダイ
 日本相撲協会の北の湖理事長(62)が20日、福岡市内の病院で死去した。死因は直腸がんによる多臓器不全。この日朝、貧血で病院に運ばれ、容体は安定していたものの、夕方に急変した。

 さる親方によれば「周囲は理事長ががんであることを承知していた。今年に入ってから『今回はかなり危ない』というウワサが3回ほど流れたかな。体中にがんが転移して満身創痍だった」そうだ。

■八角理事長代行は理事や親方の信頼厚い

 日本相撲協会は年明けに理事選がある。新たな理事が決まった後、互選によって北の湖理事長に代わる新たな理事長が誕生する。それまでは協会のナンバー2である事業部長の八角親方(元横綱北勝海)が理事長代行を務めることが協会から発表された。

 日本相撲協会は「伏魔殿」といわれる。現体制でも「顧問」と呼ばれる人物が北の湖理事長の右腕として暗躍。業者から500万円の裏金をもらい、そのシーンの動画がネット上に出回っても、返したから問題ないと開き直り、いまも内部を牛耳っている。

 昨年はほとんどの場所で「満員御礼」の垂れ幕が出たにもかかわらず、大幅な赤字を計上。放漫経営も甚だしい、とんでもない公益財団法人は、北の湖理事長の死によって何か変わるのか。前出の親方がこう言った。

「親方連中はみな、いまの体制がおかしいと感じている。北の湖理事長の威光をかさに着て、顧問がやりたい放題。歯向かうヤツは片っ端からクビにするか、追い落としてきた。それが嫌で渋々従ってきた連中がほとんどだけど、理事長が亡くなったこれからはそうはいかない。親方や理事のほとんどは、理事長代行を務める八角親方がそのまま理事長に就任すればいいと考えている。八角親方はバランス感覚に優れていて、理事や親方からの信頼も厚い。内部の風通しはよくなるし、赤字体質からも脱却しますよ」

 しかし、ネックになるのがくだんの「裏金顧問」だという。

「自分の権力を維持するために、ナンバー3の貴乃花親方に擦り寄っているのです。貴乃花親方を理事長に据えることによって、これまで通り、内部を牛耳るつもりなのでしょう。前回の理事選では顧問に刃を向けた九重親方(元横綱千代の富士)が落選。顧問の策略だともっぱらだった。年明けの理事選でも何が起こるかわかりませんよ」(同)

 八角親方がそのまま理事長に就任するのがベストでも、まだ波乱含みというのだ。

2016年2月12日 (金)

相撲協会 27年赤字 (羽黒蛇)

相撲協会HPに公表されている収支予算書(損益計算ベース)平成2711日から1231日まで (羽黒蛇)

 

八角親方の相撲協会内の年頭挨拶で、「相撲人気は回復したが赤字体質が治らないのは、不正があるのではないか」という趣旨。その時点では赤字が発表になっているのか、私は知らなかったのですが、協会HPに載っていたので、引用します。万の単位で四捨五入。

 

                           
 

経常収益

 
 

943924万円

 
 

経常費用

 
 

1077674万円

 
 

赤字

 
 

133750万円

 
 

 

 
 

 

 
 

一般正味財産機首残高

 
 

3510811万円

 
 

一般正味財産機末残高

 
 

3376929万円

 
 

正味財産機末残高

 
 

3381364万円

 

351億の財産が、赤字13億で338億に減りました。羽黒蛇

 

協会HP収支予算書 http://www.sumo.or.jp/pdf/kyokai/zaimu/h27_yosan.pdf 

2016年2月 2日 (火)

1月29日,1月30日理事選、新聞報道、資料としてまとめ、

1月29日スポーツ新聞

貴親方に軍配!八角理事長の新任評議員人事案“白紙撤回”
スポニチアネックス 1月29日(金)6時56分配信

 日本相撲協会の全親方衆が集う「年寄総会」が28日に行われ、総合企画部長を務める協会No・3の貴乃花親方(元横綱)が猛反発していた八角理事長(元横綱・北勝海)の新任評議員人事案が白紙撤回になった。貴乃花親方の主張に同調する意見が親方衆から続出した。また、理事長と同じ高砂一門の九重親方(元横綱・千代の富士)が29日の新理事候補選挙への立候補取りやめを決定。八角体制にとっては予想外の逆風となり、3月の理事長改選では貴乃花親方を推す声がさらに高まる可能性も出てきた。

 貴乃花親方が真っ向から反論した八角理事長による“強行人事案”。本来であれば、全親方衆によるこの日の年寄総会で提案や説明を行うはずだったが、理事長の口から最後まで話題にすることはなかった。

 事の発端は21日の評議員会の会合。協会の最高決定機関ともいえる評議員会の新しいメンバーに八角理事長が自身と同じ高砂一門の元親方を推薦。極めて重要な事案を密室で決めようとした理事長に対し、貴乃花親方が異論を唱えた上で年寄総会の承認が必要であると要求した。それから1週間。親方衆からの反発は必至の状況だったこともあってか、理事長は人事案についての提案をあらかじめ取り下げ、会合で元親方の名前を出すこともなかった。実質的な白紙撤回だった。

 年寄総会の出席者によると、一部の親方から理事長に対し「同門の先輩を入れることを軽く考えてはいけません」「元親方が評議員に入ることをきっかけに現役が減るじゃないか」などといった趣旨の意見が出たという。もともと、評議員会は昨年急逝した北の湖前理事長時代に「外部有識者4人、力士出身者3人」という枠組みを固めた。それだけに、別の親方から「現役親方3人でいいじゃないか。北の湖理事長の考えを忘れたのか」と貴乃花親方に同調する意見も飛び出したという。年寄総会後、理事長は新任評議員候補について「後日、話し合って年寄会から推薦しようとなった。きょうからスタート。慌てなくていい」と“元親方案”を撤廃し、現役親方から選ぶ方針に変更。結果的には貴乃花親方の反論によって覆された形となった。

 一方、29日の新理事候補選挙を前に九重親方が立候補を取りやめるという出来事もあった。同じ高砂一門に所属する理事長にとって、3月28日の理事長改選(10人の理事の互選で決定)に向け貴重な1票を失った形だ。それは、若手親方を中心に協会トップに推す声が根強い貴乃花親方にとってはプラスとなることを意味する。この日は近寄る報道陣を手で制し、無言を貫いた貴乃花親方。2カ月後、北の湖前理事長の遺志を継ぐのは誰か。平成の大横綱に追い風が吹き始めたと言っても過言ではない状況となってきた。

 ▽理事長選出までの流れ 29日の理事候補選挙の当選者10人は春場所千秋楽翌日の3月28日の評議員会で選任される。同日に新理事会が開かれ、理事長を互選する。新体制での外部理事は同29日、各親方の新しい職務は同30日に決まる

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理事長選の前哨戦!?貴親方、手続きの不当性訴え「密室はいけない」

八角理事長が提案した評議員の人事に猛反発した貴乃花親方
Photo By スポニチ
 初場所で琴奨菊の10年ぶりの日本出身Vに沸いた相撲協会に新たな火種がくすぶり始めた。八角理事長(元横綱・北勝海)が提案した人事案に対し、総合企画部長を務める協会No・3の貴乃花親方(元横綱)らが猛反発していることが27日、分かった。理事の選任などの強い権限を持つ「評議員」に正規の手続きを踏まず新たに推薦した人物が理事長と近い元親方だったことなどが原因だという。

 スポニチ本紙の取材に対し、貴乃花親方は「公益財団法人としての定款を後世に残すためには、正しい道を進んで協議をしないといけない。密室で行われてはいけない。自分の一門出身のOBを選出しようとしたこと自体に異論があります」と指摘。結局、貴乃花親方の反発によって新任評議員の議案はいったん取り下げとなり、28日に行われる「年寄総会」で諮られることになった。

 29日には新理事候補を選ぶ選挙が行われ、3月28日には新理事長が決定する。新体制に移行するまで八角親方が理事長を務めるが、若手親方を中心に貴乃花親方を推す声も根強い。カリスマとして協会を一つに束ねた北の湖前理事長の遺志を継ぐべき存在を選ぶのは全親方衆次第。紛糾必至の年寄総会がその第1弾となりそうだ。

 ▽日本相撲協会の評議員 14年1月に内閣府から公益財団法人への移行の認定を受け、新たに設けられた協会の最高決定機関。理事の選任や解任など強い権限を持つ。協会の定款には「評議員5名以上7名以内を置く」「総数の過半数を外部有識者とする」と定められている。北の湖理事長時代に「外部有識者4人、力士出身者3人」という枠組みを固め、関係者によるとその枠組みについての内部規則も存在する。親方出身者が評議員に就任する場合は一度、年寄を退任する。
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日刊スポーツ
山響親方の評議員退任で後任協議も6人で運営確認
[2016年1月29日9時28分 紙面から]

 日本相撲協会は28日に開いた年寄総会で、理事候補選挙に立候補したため評議員を退任した山響親方(45=元前頭巌雄)の後任について協議したが、当面は現状の6人で評議員会を運営することを確認した。21日に開催された評議員会で同親方の退任承認後、後任について元年寄の名前が候補者として挙がっていた。ただ手順として、年寄会の推薦が必要と判断されたため、この日の年寄総会で議案として論議された。

 評議員会は、理事の選任などの権限を持つ同協会の最高決定機関で、5~7人、過半数は外部有識者、などと定められる。同親方の退任でも、この条件は維持できる。また協会内部から選出する場合、現役年寄が望ましいという声もあり拙速な決定は先送りにした。公益財団法人移行後、評議員の退任は初のケース。八角理事長は「慌てなくていいでしょう。勉強会の感じ」と話し、今日29日の評議員会で選出法の承認を得る意向を示した。

九重親方が理事選断念 票「そろわなかった」
[2016年1月29日9時28分 紙面から]

 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で役員候補選挙(29日投開票)の立候補を受け付け、定員10人の理事候補に八角理事長(元横綱北勝海)や4期目の当選を目指す貴乃花理事(元横綱)ら11人が届け出た。立候補を表明していた九重親方(元横綱千代の富士)は出馬を断念し「出さなかった。(票が)そろわなかったということで…」と説明した。

 九重親方は協会NO・2の事業部長だった前回、最下位5票で落選。「不徳の致すところです」と漏らした。親方99人が投票する今回は当選に10票ほどが必要で、昨夏に早期の膵臓(すいぞう)がんで手術を受けた同親方は、理事復帰を目指してほかの一門との協力を模索していた。

 2年に1度の役員改選で、今回は4期連続の投票。関係者の話では、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)高島親方(元関脇高望山)の伊勢ケ浜一門2人と山響親方(元前頭巌雄)の3人で最後の2枠を争うとみられる。定数3人の副理事も4人が届け出て投票となった。当選者は3月28日の評議員会の承認を経て就任する。理事長は、新たな理事の互選で決まる。

 投開票は29日。役員改選は2年に1度実施され、当選者は評議員会の承認をへて、3月の春場所に就任する。理事長は、理事の互選によって決まる。

 立候補者は以下の通り。

 【理事候補】▽出羽海一門 春日野(元関脇栃乃和歌)出羽海(元幕内小城ノ花)境川(元小結両国)山響(元幕内巌雄)▽二所ノ関一門 二所ノ関(元大関若嶋津)尾車(元大関琴風)▽伊勢ケ浜一門 高島(元関脇高望山)伊勢ケ浜(元横綱旭富士)▽高砂一門 八角(元横綱北勝海)▽時津風一門 鏡山(元関脇多賀竜)▽貴乃花一門 貴乃花(元横綱)

 【副理事候補】▽出羽海一門 玉ノ井(元大関栃東)藤島(元大関武双山)▽二所ノ関一門 芝田山(元横綱大乃国)▽時津風一門 井筒(元関脇逆鉾)
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九重親方、理事選出馬取りやめ 支持票揃わず
2016年1月29日6時0分 スポーツ報知

理事選の出馬を取りやめた九重親方

 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で役員候補選挙の立候補を受け付け、定員10人(外部理事を除く)の理事候補選に11人が届け出た。公益財団法人移行前を含めて、4期連続で投票が行われることになった。29日に国技館で99人の全親方による投票を行い、即日開票される。

 前回落選し、今回も立候補を表明していた理事経験者の九重親方(元横綱・千代の富士)は出馬を取りやめた。同親方は「(立候補届を)出さなかった」と明かした。理由については「(支持票が)そろわなかったということで…」と多くを語らなかった。

 現職は6人で、初出馬が5人。当選を確実にするためには10票が必要とされる。北の湖前理事長が昨年11月に死去した最大派閥の出羽海一門からは、これまでの3人を上回る4人が出馬した。春日野親方(元関脇・栃乃和歌)ら全員が初の立候補で、同親方は「協会の赤字が黒字に変わるように尽力したい」と話した。

 定数3人の副理事にも初出馬の藤島親方(元大関・武双山)ら4人が届け出て、投票となる。理事候補選挙の当選者は評議員会の承認を経て、大相撲春場所(3月13日初日・エディオンアリーナ大阪)後に就任。新たな理事メンバーで理事長を互選する。
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1月30日スポーツ新聞

八角理事長に噛みついた「貴の乱」の行方は?
東スポWeb 1月30日(土)7時20分配信
 日本相撲協会が大混乱に陥った。全親方衆による年寄総会が28日、東京・両国国技館で開かれ、八角理事長(52=元横綱北勝海)が進めていた新評議員の人選や手続きなどをめぐり、貴乃花親方(43=元横綱)が協会トップを激しく糾弾。親方衆の面前で退陣要求まで突きつけた。今回の“クーデター”で、両者の関係修復は不可能な状況。2010年の理事選強行出馬に続く「貴の乱」で、角界に大きな波紋が広がっている。

 角界で危惧されていた「空中分解」が、ついに現実のものとなった。昨年11月、絶大な求心力を誇っていた北の湖前理事長(元横綱)が急死。同12月に八角新理事長が誕生したものの、複数の理事(外部を含む)が新理事長選出の段階から反対に回るなど、前途多難な船出となっていた。なかでも強く反発していたのが、北の湖前理事長の“正統な後継者”を自任する貴乃花親方だ。

 両者の対立が決定的となったのは、八角理事長による新評議員の選定をめぐる一連の動きだ。今年に入ってから、相撲協会の最高決定機関に位置する評議員会のメンバーだった山響親方(45=元幕内巌雄)が29日に行われた理事選に立候補するため、兼務できない評議員を辞任。1枠が空席となり、八角理事長は角界OBの一人を後任の評議員に推薦した。

 その人選や手続きなどをめぐって、貴乃花親方が異論を唱えたのだ。そして、28日の全親方衆が顔を揃えた年寄総会の場で“クーデター”とも言える行動に打って出た。

 総会の出席者によると、貴乃花親方とその意見に同調する親方が一方的に八角理事長を糾弾する「つるし上げ」に近い状況になったという。これに対し、協会のトップは「自分の勉強不足だった。申し訳ない」などと平身低頭で釈明した。全親方衆が顔を揃える手前、事態を穏便に済ませたいとの思惑もあったに違いない。

 それでも貴乃花親方は「(新評議員の推薦は)ちゃんと理事全員に説明したんですか!?」「(角界OBの枠が)今後に外部の枠になって、相撲を全く知らない人が入ってきたらどうするのか!」などと、理事長への追及の手を緩めなかった。

 見かねたベテラン親方から「そう興奮するな。落ち着け」とたしなめられても「興奮なんかしてない!」と、逆に注意した親方にまで食って掛かったほどだという。ついには、八角理事長に対して「勉強不足じゃ済まない! 理事長、責任を取って退任してください!!」と、退陣要求まで突きつけた。これは受け入れなかったものの、新評議員は現役親方から出す方向でまとまった。

 ただ貴乃花親方のあまりに激しい突き上げを目の当たりにし、大半の親方衆は“ドン引き”。それまで中立的な立場だった親方でさえ「(貴乃花親方は)どうしてしまったのか。仮にも相手は現職の理事長。しかも(角界の)先輩に対して取る態度ではない。いくらなんでも、やりすぎだ」と顔をしかめた。

 先の初場所では大関琴奨菊(31=佐渡ヶ嶽)が日本出身力士による10年ぶりの優勝を果たして沸き返ったばかり。その直後に勃発した内紛劇は、角界に暗い影を落としてしまった。かねて貴乃花親方の協会トップ就任は確実と目されていたが、今回の行動は大きく賛否が分かれそうだ。
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貴乃花親方、協会トップに浮上!八角現理事長と春場所後選挙で一騎打ち
スポーツ報知 1月30日(土)7時4分配信

理事選を終えて引き揚げる貴乃花親方(左)と八角理事長
 日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で役員候補選挙を行い、親方による投票で現職の八角理事長(元横綱・北勝海)や貴乃花親方(元横綱)ら10人が当選し、新人候補の高島親方(元関脇・高望山)が落選した。当選者は大相撲春場所(3月13日初日・エディオンアリーナ大阪)の千秋楽翌日(同28日)に開かれる評議員会の承認を経て就任。同日に新たな理事メンバーで理事長が互選されるが、貴乃花親方が新たに協会トップへ就任する可能性が出てきた。

 公益財団法人移行前を含めて4期連続で投票に持ち込まれた役員候補選が終わり、10人の理事候補が決まった。八角理事長や貴乃花親方ら現職6人が順調に当選し、新人の高島親方が6票で落選した。八角理事長は「評議員会で承認されるまで(理事に)決まっていない」と硬い表情だった。

 一門の枠を超える激しい選挙戦を終え、次の焦点は春場所後の理事長選だ。北の湖理事長が存命ならば異論もなく続投が決まったはずだが、今回はそうはいきそうもない。理事長の候補は本人以外からの推薦で挙がり、互選が行われる。10票を集めて当選した山響親方(元幕内・巌雄)は出羽海一門に所属するが、貴乃花親方に近いため理事長の互選ではV22の大横綱を推す可能性が高い。二所ノ関一門の両理事候補らが推すとみられる八角理事長との一騎打ちになる見通しだ。

 貴乃花親方は10年の理事選で所属していた二所ノ関一門を離脱して強行出馬して当選。以後、当選を続け前回(14年)の改選後は総合企画部長として執行部入りし、協会NO3の座にいる。若手親方衆の支持があり、世間の人気も高いが、この日は追いすがる報道陣を「ちょっと…」と手で制し、コメントはしなかった。

 八角理事長は執行部経験が長く、14年から協会NO2の事業部長に。昨年11月の北の湖前理事長の死去を受け理事長代行となり、同12月から理事長に。約4か月の任期で長期政権への足場固めをはかるが、28日の年寄総会では八角理事長の人事案に対し、貴乃花親方が反論するなど両者の間には早くも火花が散っている。

 今後は両者を除く8人の理事候補がどちらを支持するかに注目が集まる。協会幹部によると、山響親方を除く出羽海一門の3人は流動的で「“政権交代”の可能性は十分にある」と予測。現時点では接戦で、残り約2か月での駆け引きが今後を左右する。協会のかじ取りを任されるのは、どちらになるのか。
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高島親方ぶ然 わずか6票落選「当選した人に聞いて」
スポニチアネックス 1月30日(土)7時1分配信

 わずか6票で落選した高島親方は報道陣に囲まれると「当選した人に聞いて」と言って険しい表情で引き揚げた。

 所属する伊勢ケ浜一門は11票しかない中で伊勢ケ浜親方と2人が出馬。一部では高島親方よりも伊勢ケ浜親方の方が票集めが厳しいとの声があった。しかし、フタを開けてみれば高島親方は見込んでいた票数より3票前後少なく10票を集めた伊勢ケ浜親方に“逆転”された形だ。
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貴親方理事長へ追い風 新理事候補選“八角支持派”高島親方落選
スポニチ

 日本相撲協会の役員候補選挙が29日、東京・両国国技館で投票により行われ、定員10人に11人が立候補した理事候補で八角理事長(元横綱・北勝海)や貴乃花親方(元横綱)ら10人が当選し、高島親方(元関脇・高望山)が落選した。その一方で当落線上にいると予想された伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)と山響親方(元幕内・巌雄)がトップ当選。2人はともに“貴乃花派”とされるため、10人の新理事の互選で決まる理事長改選(3月28日)での貴乃花新理事長誕生の可能性が本格的に浮上してきた。

 この日の選挙の当選者は春場所千秋楽翌日の3月28日に開かれる評議員会の承認を経て新理事に就任する。さらに同日、新たな10人の理事メンバーで理事長を互選する運びだ。その新理事長の座をめぐって争うことが濃厚な八角理事長と貴乃花親方にとっては、今回の選挙では自らを支持する理事候補を1人でも増やしたいところだった。

 だが、結果は明暗を分けた。八角理事長にとっては2つの誤算が起きた。1つ目は同じ高砂一門の九重親方(元横綱・千代の富士)が票集めに難航し立候補を取りやめたこと。2つ目は当選すれば自らを支持する可能性が高かった高島親方が落選したことだ。理事長に就任した昨年12月以来、結束を固めた二所ノ関一門の2人は当選したが、理事長改選に向けて計算していた2人を失った。選挙後に理事長は「今の段階では何も言えない」と多くを語らなかった。

 一方の貴乃花親方には追い風が吹いた。当落線上と思われていた伊勢ケ浜親方と山響親方がともに最多の10票を得て当選。昨年急逝した北の湖前理事長に育てられた山響親方はその後継者に貴乃花親方が適任と判断。伊勢ケ浜親方は昨年12月の八角新理事長選出の際に「焦って決めても仕方ない」と疑問を投げかけていた。山響親方は所属する出羽海一門の票に加え、貴乃花親方を支持する超党派の若手から票が回ったとされる。伊勢ケ浜親方も一門内の支持者に加え、貴乃花親方を支持する勢力と歩調を合わせたことが功を奏した。関係者によると2人は理事長改選で貴乃花親方を支持する見込み。支持者獲得に成功した貴乃花親方は引き締まった表情で無言を貫いた。

 理事長改選へ、カギを握るのが4人当選した出羽海一門と1人当選した時津風一門だ。山響親方は出羽海一門の4人の意見がまとまるかどうか「(一門内で)まだその話はしてない」と説明。時津風一門総帥の鏡山親方は「みんなで決める。最後は多数決になるだろう」としたが、一門内には貴乃花親方を支持する若手親方も多いだけに、その動向が注目される。

 抜群のカリスマ性で協会をまとめた北の湖前理事長が急逝して2カ月。後継者争いは熾烈(しれつ)となった。そしてこれからの2カ月で、その適任者選びはさらに激しさを増すことになる。

 ▽理事長選出までの流れ 29日の理事候補選挙の当選者10人は、春場所千秋楽翌日の3月28日の評議員会で選任される。同日に新理事会が開かれ理事長を互選する。新体制での外部理事は同29日、各親方の新しい職務は同30日に決まる。
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日刊スポーツ
八角理事長の続投が優勢、貴乃花親方を推す声も
[2016年1月30日6時22分]
 日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で次の役員候補を決める選挙を行い、11人が立候補した理事候補は現職の八角理事長(元横綱北勝海)や貴乃花親方(元横綱)らが当選。高島親方(元関脇高望山)が落選して定数10人が出そろった。新理事は春場所後の評議員会を経て決定するが、焦点は理事長選の行方。現状では八角理事長の続投が優勢とみられるが、貴乃花親方を推す声も根強い。

 2時間近い選挙の末、新たな顔ぶれが出そろった。足早に出てきた八角理事長は「評議員会を経て決まることだから、今は何とも言えない」と話すにとどまった。真の決戦は3月28日の新理事会で実施する理事長の互選。ここから、現理事長と、改革を志す親方を中心に推す声が多い貴乃花親方との争いが本格化する。

 関係者によると、長期政権を目指す八角理事長と、貴乃花親方の溝は相当に深い。混戦が予想された今回は両者の思惑が絡み合い、激しい“綱引き”が行われた。「票」は、これまで以上に一門の垣根を越えた。
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日刊スポーツ
 日本相撲協会の理事候補選挙が29日、東京・両国国技館で行われ、理事候補10人(立候補11人)、副理事候補3人(同4人)が決まった。99人の全親方による投票後に即日開票された。

 現職の鏡山親方(元関脇多賀竜)は「難しかったなあ、今回は…自分だってどうなるか分からなかった」と、刻一刻と情勢が変わる中で再選を果たして安堵(あんど)。副理事候補選で落選した同じ時津風一門の井筒親方(元関脇逆鉾)については「(一門の)長の力不足」と自責した。出羽海一門からは4人全員が初出馬で当選を果たし、昨年11月の北の湖前理事長(元横綱)の急逝後に部屋を継承した山響親方(元前頭巌雄)は「北の湖親方の遺言を守っていきたい。北の湖親方が命を懸けて作り上げた相撲協会。それを守りたい、その一心で立候補させてもらいましたので」と決意を述べた。
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中日スポーツ
 “貴派”の勢力拡大が浮き彫りとなるとともに、春場所後に行われる理事長互選も八角理事長と貴乃花親方で拮抗(きっこう)してきた。
 注目すべきは“貴派”に集まった票数。貴乃花親方は9票だったが、貴乃花一門とタッグを組んで当選した山響親方が10票を獲得した。
 貴乃花親方の持ち票は一門の7票と、時津風一門からの4票。山響親方には貴乃花一門から2票が流れ、所属する出羽海一門の4票を足しても6票。ここまでは想定内だが、実際にはそれよりも4票多い10票。2人合わせて19票が集まった。ほかの一門、親方衆から賛同が集まったことを意味している。
 初出馬で初当選した山響親方は「北の湖親方の遺言、作り上げてきたものを守っていきたい。それだけです。北の湖親方が命を懸けて作り上げてきた相撲協会を守りたく、その思いだけで立候補させていただきました。北の湖親方の思いを貫き通したい」と語った。
 春場所千秋楽翌日の3月28日に行われる評議員会で選任され、同日の新理事会で理事長を互選することになるが、そこにも影響がありそうだ。
 理事長の互選でも貴乃花親方を推すことが確実な山響親方が当選し、八角理事長を推すとみられていた高島親方が落選した。五分五分の争いになるとみられる。
  (岸本隆)
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東京新聞
 日本相撲協会は29日、任期満了に伴う役員候補選挙の投開票を東京・両国国技館で行い、理事候補に八角理事長(元横綱北勝海)や貴乃花理事(元横綱)ら10人が選ばれた。
 理事候補選には、定員10人に対し11人が立候補。春日野(元関脇栃乃和歌)境川(元小結両国)出羽海(元幕内小城ノ花)山響(元幕内巌雄)の4親方が初めて理事候補に選出された。高島親方(元関脇高望山)は落選した。
 副理事候補(定員3人)には、芝田山(元横綱大乃国)玉ノ井(元大関栃東)の現職の2親方のほか、初めて藤島親方(元大関武双山)が選ばれた。現職の井筒親方(元関脇逆鉾)は玉ノ井親方との決選投票の末、落選した。
 役員の任期は2年。当選者は、春場所千秋楽翌日の3月28日に予定されている評議員会の承認を経て就任し、同日中に理事の互選で理事長を選ぶ。同30日には各理事の職務を決める。
 初出馬だった高島親方が落選し、理事候補10人の顔ぶれが決まった。高島親方は八角親方を理事長に推していたとみられる。この結果、八角親方、貴乃花親方の2人による理事長の座をめぐる争いは、混迷を増す形となった。
 今回の選挙では、次の理事長にどちらを推すかで意見が分かれた一門があり、一門の枠を超えての票のやりとりも多かったようだ。高島親方の落選という結果などから、直前に出馬を取りやめた九重親方(元横綱千代の富士)を支持する票が、同じ高砂一門の八角親方を推す候補者に流れなかった可能性が高い。
 昨年11月に北の湖前理事長(元横綱)が急逝し、その後に八角親方が理事長に就任したが、その際、貴乃花親方を支持する理事らから不満の声が上がっていた。今回の選挙で貴乃花親方を推す勢力が巻き返しを図り、ある程度成功したと言えそうだ。
 当選した理事候補の顔ぶれからは、両親方のどちらが有利になったとは言い切れず、勢力は拮抗(きっこう)している。新理事長を選ぶ春場所後の会まで、つばぜり合いは続きそうだ。
 ただファンからすれば、協会内の権力争いは身内の騒動にすぎないと映るだろう。大関琴奨菊が初優勝した初場所の興奮に冷や水を浴びせかねない。
 絶対的なリーダーだった前理事長を失った今こそ、協会が一丸とならないといけない時期だ。新理事長が決まった後もしこりが残る決着だけは避けなければならない。 (平松功嗣)
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時事
 絶対的なリーダーだった北の湖前理事長の急逝後、2カ月あまりで迎えた理事候補選。その弟子の山響親方(元幕内巌雄)が出馬するなどの動きはあったものの、多くは所属一門の支持を集めた候補が当選し、順当と言える結果に収まった。
 今後は、3月の春場所後に実施される改選理事による理事長互選に焦点が移る。代行から昇格していた八角理事長(元横綱北勝海)の続投か、若手親方らの後押しを受ける貴乃花理事(元横綱)がトップに立つのか。
 八角理事長は就任と同時に、ナンバー2の事業部長に尾車親方(元大関琴風)を就けた。今回決まった理事候補は、尾車親方が所属する二所ノ関一門をはじめ、新顔ばかりがそろった出羽海一門の大半も、八角理事長を推すとみられている。「公明正大」「私利私欲なく」を合言葉にスタートさせた協会運営は、ある程度の評価も得た。
 貴乃花理事は一部の中堅、若手親方から絶大な人気がある。大横綱として空前の相撲ブームを巻き起こし、現役時代の実績と知名度は抜群。ただ、執行部での経験が浅いだけでなく、一本気過ぎる性格が実務の足かせになるのでは、という見方も出ている。賛同者を増やすには、明確な公約を掲げられるかどうかに懸かっている。(2016/01/29-20:27)
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http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00314944.html
今回の結果を受けて、相撲ジャーナリストの大見信昭氏は、理事長選への影響について、「これから(最大勢力となった)出羽海一門を中心に動いていくのかな、という感じが強く出た選挙結果。(理事長は)現状のままいく可能性の方が高い。八角理事長の続投で。貴乃花親方が、はたして、立候補するだけの自分の足元を固められるかどうかが、大きなポイント」と話した。
また、北の湖前理事長が遺言で、貴乃花親方を新理事長に推していたという話が流れるなど、さまざまな思惑が交錯している。
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毎日新聞
 2010年から4期連続となった選挙戦は、99人の全親方が投票した。持ち票では1人しか当選できない伊勢ケ浜一門からは、現職の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)と新顔の高島親方が立候補。他の一門からの協力が不可欠だった中で伊勢ケ浜親方は10票を得たが、高島親方は6票にとどまった。

 出羽海一門からは初出馬の4親方が全員当選した。昨年11月の九州場所中に死去した北の湖前理事長(元横綱)から部屋を継承した山響親方(元前頭・巌雄)は「北の湖親方の思いを貫きたいだけだ」と語った。春日野親方(元関脇・栃乃和歌)は「4人出したのは一門の総意。うまく(票を)振り分けたと思う」と述べた。
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