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2016年1月17日 (日)

極めて珍しい、琴奨菊が立合い変化されても勝つ、6日目松鳳山戦(羽黒蛇)

極めて珍しい、琴奨菊が立合い変化されても勝つ、6日目松鳳山戦(羽黒蛇)

 

照ノ富士が大関初挑戦の場所の初日に琴奨菊と対戦し、立合い変化で一瞬の勝利。平成26年の9月場所。変化を批判された照ノ富士が、「変化すれば勝てると分かっているのに、」と不満そうだった印象あり。「楽に一つ勝つより自分の相撲をとって負けてもよい」と指導されたと想像する。

琴奨菊の若い頃の相撲まで明確に覚えていないが、少なくとも三役に定着して、大関を目指す頃から、立合いに変化されて、相手についていった相撲を見た記憶が私にはない。ついていくどころか、ものの見事に前のめりに手をついて負ける。

琴奨菊と対戦する力士が変化しないのは、勝つ可能性を減らし、負ける可能性を増やすから、八百長ではないか、とさえ思っていた。

 

珍しく、6日目、松鳳山に変化されても、ついていき一気に勝った琴奨菊。

松鳳山の変化が中途半端だったのか、調子のよい琴奨菊が相手を見て相撲がとれているのか、複合要因であの相撲になった。

極めて珍しい。

 

私は相撲観戦する時、立合い変化があると、

WW 変化した方が一瞬で勝つ

W  変化だけでは決まらなかったが、相撲をとってから、変化した方が勝つ

L  変化だけでは勝てず、相撲をとってから、変化した方が負ける。

LL 変化した方が一気に負ける。

通常はWWとWの合計(変化した方が勝つの)が7割から8割、LLは珍しい。

 

6日目の松鳳山、7日目十両最後の一番(青狼がLL、勝ったのは大翔丸)、8日目、インフルエンザから復帰の安美錦がLL(勝ったのは碧山、安美錦は宙に飛んで手をつく)。

LLが多いのは、相撲内容がよいと評価したい。

 

WWを減らすには、立合いで相手を見て立たなくてならない。相手を見ないでぶつかってくる相撲道に反する力士には、どんどん変化して、負けさせて、反省させて、相撲道にのっとった立合いを身につけさせる必要がある。ただ相手を見るだけではだめで、腰を割って立つのが肝要。

 

読者からの質問「初日の取り直しは、年齢的に体力のない安美錦が立ち会い変化に出てくるのは、ど素人でも予測できたのに、まともに突っ込んで負けるのは、稀勢の里は頭が悪いのか???」

羽黒蛇回答:稀勢の里は当然安美錦が変化してくると予測していたと思います。しかし、相手が変化した場合の対処方法を稽古していないので、体が勝手に動いて前に出たのだと想像します。突っ込まないで、相手の立合いを見ることを、稽古と本場所の両方で励行する必要があると、初日の稀勢の里を見て感じました。

 

羽黒蛇

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